MNP予約番号を知っています?格安SIMを調べていると必ず出てくる「MNP」と「予約番号」という単語。この2つについて説明していきたいと思います。
MNPとは現在の電話番号を変えることなく他の携帯会社へ乗り換えることをいいます。
番号そのまま乗り換えですね。その際、転出元で「MNP予約番号」というものを取得する必要があるのです。
ちなみに正式名称は、「モバイル・ナンバー(携帯電話番号)・ポータビリティ(持ち運ぶ)」といいます。 別に知らなくても問題ありませんが、念のため・・
それでは、早速どうやって「MNP予約番号」を取得するのか説明していきます。ちなみにMNP自体の方法はコチラの記事に詳しく書いていますので予約番号を取得したら覗いてみて下さい。
関連 UQモバイルへのMNP!実際に申し込みからSIMカードが届くまで
関連 UQモバイルへMNP!SIMカードが届いてからの回線切り替えとAPN設定
Contents
MNP予約番号はどこで取るのか?
先ほど言ったようにMNPとは番号そのまま他社へ引っ越す事、そしてその引っ越しの為に必要なのが予約番号です。MNP予約番号は現在お使いのキャリアで取得できますが、ドコモとau、ソフトバンクで予約番号の取り方が異なるので注意が必要です。
予約番号の取得方法は以下の通りになります↓
- ドコモ...Webサイト、コールセンター、ドコモショップのいずれかで手続きができます。Webサイトから手続きするのが一番簡単でオススメです。
- au...コールセンターまたはauショップでの手続きが必要です。ネットでは手続きができませんので注意が必要です。
- ソフトバンク...auと同様にコールセンターまたはソフトバンクショップでの手続きが必要で、ネットでは手続きができません。
auとソフトバンクはネットで予約番号は取得できない
auとソフトバンクは、ネットではなくコールセンターに電話をして取得する必要があります。
その他、auショップやドコモショップ、ソフトバンクショップでも取得できますが待ち時間や出かける手間を考えると...電話で取得した方が良いような気もしますが...。
余談ですが、UQモバイルへauからMNPする際はUQスポット内にau窓口もあるのでau⇒UQモバイルのMNO手続きがめちゃスムーズにできますよ。
関連 UQスポットとは?UQモバイル専門ショップで出来る事やメリットなど
MNPの有効期限って何?有効期間を過ぎるとどうなるの?
MNP予約番号には予約番号発行した日から、15日間という有効期限が設けられています。
もし有効期限内にMNP転出を行わなかった場合はMNP番号は失効しますが....別に何かのペナルティーや罰金があるわけじゃないので安心してください。
ただし!!!!※重要↓
ネット申し込みからUQモバイルを契約する場合はMNP予約番号を取得してから2日以内に申し込みをしなければなりません。したがって、ネットからUQモバイルをも申し込む人はMNPをする当日に予約番号を取得するのが良いかと思います。
せっかく申し込みしてもムダに終わりますので。他社への引っ越し当日に予約番号を取得してそのまま申し込みがベターですよ。
MNP予約番号を取得する際の注意点
最後にMNPする際の注意点をまとめておきます。
- MNP予約番号を取得したら期間内にMNPしましょう(しなくても別にペナルティーはありません)
- 乗り換えのが完了したら元のキャリアのサービスが利用できなくなります。(キャリアメールも使えなくなるので注意してください!)
- キャリアの違約金が発生する場合があります。(2年契約の違約金です)
- 各社ともMNP転出した場合、手数料3,000円がかかります。
- スマホ分割購入をしていた場合は端末代の残金を一括で清算
特にしっかり把握しておいた方がいいのは違約金と分割スマホ料金の一括請求でしょうか...。お金にかかわる事なので少し説明します。
多くの人が二年契約なので、契約月以外での解約は違約金が発生する
基本的にキャリアの契約は2年契約なので、契約した24ヶ月後以外に解約すると9500円の違約金が発生します。
詳しくはMNP予約番号取得の際に確認してもらえればOKですが、まず自分の契約更新月を把握しておいた方がいいでしょう。適当な月に解約すると余計なお金を払う事になりますので。
違約金や2年縛りの詳細は以下記事に詳しくまとめています。格安SIMにも違約金ありますからね..。
関連 知らなと損するかも。格安SIMでも注意しなきゃならない2年縛りと違約金の話し
端末の分割払いが残っていると残額一括返済になる場合があるので注意
多くの人がスマホを契約する際に24回払いで支払い、その分値引きや割引を携帯会社から受けていると思います。支払い途中で解約(ようは他社へMNP)すると残りのスマホ残金を(キャリアによっては)一括請求されますので十分に注意が必要です。
支払い方法はキャリアによって異なるの説明していきます。
- ドコモ.....解約すると月々サポートが終了し、サポート割引前の料金で支払う必要があります。端末代の残金は、一括支払いとなり、分割払いはできません。
- au.....端末代金の支払いについてはドコモと同様です。端末を分割購入していた場合、auはドコモと異なり、残債の一括支払いまたは分割の支払いが可能です.
- ソフトバンク.....auと同様に一括払いまたは分割での支払いが可能です。一括払いの場合はソフトバンクショップまたはコールセンターでの手続きが必要になります。(分割支払いの場合は必要ありません。
ドコモが残金一括請求なのに対してauとソフトバンクは分割払いも対応してくれるんですね。これは覚えておいた方が良いかもしれませんね。UQモバイルにも分割払いで値引きが出来る端末購入アシストというサービスがありますが、同じように途中解約では違約金が発生しますね。
期間にもよりますがUQモバイルへMNPするとキャッシュバックをもらえますので、違約金やスマホの分割代金に充てる事も出来ます。詳しくはこちらをどうぞ↓
関連 キャッシュバックや値引きを狙え!UQモバイルのキャンペーン情報まとめ
まとめ
- 番号そのままで携帯会社を変更する際にはMNP予約番号を取る
- 乗り換え手続きを行った時点で「乗り換え前」のキャリアのサービス、キャリアメールが使えなくなる
- UQモバイルはMNPする当日に予約番号を取得するのがベター
- 解約月の翌月の支払いで違約金プラス端末の分割購入の残債と通常の基本料金が請求されます。※要注意
キャリアからキャリアへ乗り換えるのであれば違約金、分割購入した場合の端末代の支払いが終えている契約更新月で変更するのがベストです。 ですが...キャリアから格安SIMに乗り換えをする場合はキャリアと格安SIMの月額使用料の差額を計算してみましょう。違約金などを考慮しても場合によっては2~3ヶ月でペイできるかもしれません。
ぜひ、乗り換えた場合の金額がどの程度下がるのか計算してみてください。 少しの手間で年間、数万円の使用料を節約できますよ!