au回線の格安SIMと言えばUQモバイルかmineoがまず浮かぶと思います(IIJもありますが)。ネット上では「UQモバイルが良い」とか「mineoが良い」とかさんざん言われてますが、実際にどっちがいいのか...。
そこで2社を徹底的に比較してみました。ですから結構な長文になりますがご容赦下さい。
このたび比較してみて思ったのは「私はやっぱりUQモバイルの方が多くの人のニーズに答えられる」と思った事ですね、ただしその人の環境にや使い方によってはmineoの方がメリットがある人もいるかもしれません。
そこで今から格安SIMに転入する人で「UQかmineoか」迷ってる人の為に書きました。少し長いので、ブックマークやpocketなどのアプリで後から読めるようにしておくと便利かと思います。
Contents
UQモバイルとmineo、月額利用料金が安いのはどっち?
一番気になるのはUQモバイルとmineoどっちが安いのか?という所だと思います。
まず最初に両社の料金プランについて簡単に説明していきますが、結論から言うと音声通話をかけ放題や無料通話を使うかで大きく変わりますがコストパフォーマンスが高いのはUQモバイルの方です。
UQモバイルの料金プラン概要
UQモバイルは大きく分けて2つのプランがあります。
- データ(通信)専用もしくはデータ(通信)+音声プラン
- かけ放題(もしくは無料通話)+通信+スマホ本体料金コミコミのプラン
UQモバイルのデータ専用、データ+音声通話プラン
一般的な格安SIMと同じようにUQモバイルにもデータ専用プラン(データ高速)、データ+音声プランがあります。こちらのプランは選べるデータ量の幅が2つしかありません。
データは3GBまでか無制限(低速500Kbps)までのとなっています。他社のように1GB~10GBまで細かく選べるようなものでは無く「3GBまでか無制限のどっちか」なんですよね。次に料金プランを見てみます。
月額料金 | +音声通話 | 通信容量 | 通信速度 | |
データ高速プラン | 980円 | 1680円 | 3GB/月 | 225Mbps |
データ無制限 | 1680円 | 2680円 | 無制限 |
500Kbps |
※音声通話を付けた場合は最低利用期間は12か月。データのみの場合は最低利用期間なし
正直コスパは良くない高速データ3GBプラン
データ高速プランは3GBのみで音声通話を付けると1680円になります。正直コスパを考えると他社に比べてそこまで優位だとは言えません。私も実はこのプランを契約していますが、音声プランは付けずにデータ専用として利用しています。3GBのデータ専用SIMという事で使っています。
mineoと比較すると...3GBデータ専用だと900円、3GB+音声場合1510円でmineoは利用可能ですから若干UQモバイルの方が3GBプランは高いですね。
低速通信でも無制限にネットを使いたいのであればデータ無制限プランはあり!
データを無制限で利用したいのであればUQモバイルのデータ無制限プランは検討すべきプランの1つだと思いますよ。特にmineoではデータの無制限プランは無いのでau回線の格安SIMで使い放題のプランはUQモバイルのデータ無制限1択になるかと思います(IIJmioAプラン含む)
500Kbps500Kbpsでどんな事ができるのか?
500Kbpsと言われてもピンとこない方も多いかと思いますが、500Kbpsの速度だと以下の事は比較的ストレスなく操作できるかと思います。
- LINEのメッセージ送受信、通話
- ツイッターの投稿、閲覧。(動画は重いかも)
- Skypeでの通話、チャット
- YouTubeの低画質での閲覧(360p以上はキツイ)
- radikoなどのラジオアプリを使う
- Google play musicなどのストリーミングアプリで音楽を聴く(音質低モード推奨)
- Eメールの送受信
こういった作業は500Kbpsあれば十分に出来るかと思いますよ。外出先で動画や重いゲームを頻繁にやらないのであれば通信料の上限から解放されますね。
ただし今までずっとキャリアの高速通信に慣れていた人はストレスを感じる場面も多いでしょう。使用用途が明確で低速でもネットつなぎっぱなしが良い人にはお勧めです。よくある3日間の利用制限などもありません。
無料通話、かけ放題、ネットコミコミ1980円~!ぴったりプランとおしゃべりプラン
おそらくCMで最も有名な1980のコミコミプランがUQモバイルのぴったりプランとしゃべりプランです。ネット+かけ放題or無料通話+スマホ料金込みで1980円からのプランです。
S(2GB) | M(6GB) | L(14GB) | 備考 | |
おしゃべりプラン | 1980円 | 2980円 | 4980円 | かけ放題5分 |
ぴったりプラン | 1980円 | 2980円 | 4980円 | 無料通話60/120/180 |
※上記価格は1年目、2年目以降は+1000円
おしゃべりプランとぴったりプランの違いは音声通話が、かけ放題5分か無料通話60/120/180分 の違いです。
ほかの通信容量などは変わりません。私もこのプランを利用していましてM(6GB)のプランを契約しています。おそらく多くの人が月間6GBあれば足りると思いますが、外出先で頻繁に動画やオンラインゲームをモバイル回線で使う人は14GBのLプランが良いかと思います。
余った通信容量は翌月に繰り越せます。
UQモバイルのコミコミプランの凄いところは上記料金にスマホの本体料金も含まれている事です。利用料金だけでも安いんですが、これスマホの端末料金も込みなんですよね。
もちろん選ぶスマホにもよりますが、テザリングが使えるUQモバイル版のiphoneSEやP10Lite、ZenFone4などの人気スマホの取り扱いもあり、P10LiteはM/Lに限れば実質108円で購入可能。
UQモバイルはMNPで格安SIMで月額料金が安くなるうえにSIMフリースマホも安く手に入ります。
格安でネットもスマホも手に入りますが、UQモバイルのおしゃべりプランとぴったりプランは2年契約のプランになるので途中で解約すると違約金が発生しますし、格安で手に入れたスマホも値引き前の料金が一括で請求されますので注意が必要ですね。
mineoの料金プラン概要
mineoはUQモバイルのようなコミコミのプランは無く、データ通信専用とデータ通信+音声通話のシンプルなプランとなっています。高速データ通信が500MB~10GBまで選べる幅の広さがポイントですね。
500MB | 1GB | 3GB | 5GB | 10GB | |
データ専用 | 700円 | 800円 | 900円 | 1580円 | 2520円 |
データ+音声 | 1310円 | 1410円 | 1510円 | 2190円 | 3130円 |
表をみてもらうとわかりますが、500MBと3GBの料金差が200円ですから、特別な理由がない限りは3GBのプランからが検討対象かと思います。
,mineoはシンプルな料金プランで、これだけだとネット+音声通話だけなのですが、無料通話やかけ放題は別途オプションで付ける事ができます。
無料通話、かけ放題はオプションで付ける
mineoの5分かけ放題は850円/月、無料通話は30分コースが840円/月、60分コースが1680円/月となっています。正直UQモバイルと比べると...音声通話の部分でmineoの方が高くついてしまう印象は否ませんね。
音声通話のオプション部分でUQモバイルの方がmineoより安く使える!
ちょうどUQとmineoのプランで同じデータ容量のプランが無いのですが、各プランUQモバイルのS.M.Lプランに照らし合わせて比較してみます
UQモバイル Sプランとmineo3GBプラン共にかけ放題、無料通話プランの比較
まずUQモバイルのSプランとmineo3GBプランのかけ放題、無料通話を比較してみます。
5分かけ放題 比較 | データ容量 | 通話オプション | 月額 |
UQおしゃべりプランS | 2GB | かけ放題5分 | 1980円 |
mineo | 3GB | かけ放題5分 | 2360円 |
差額 | ±380円 |
続いて無料通話をオプションにした場合↓
無料通話比較 | データ容量 | 通話オプション | 月額 |
UQぴったりプランS | 2GB | 無料通話60分 | 1980円 |
mineo | 3GB | 無料通話30分 | 2350円 |
〃 | 〃 | 無料通話60分 | 3190円 |
差額 | ±1280円 |
UQモバイルは2GBでmineoは3GBですから容量は違うものの、かけ放題プランの比較ではUQモバイルが380円、同じ無料通話60分のプランでは1210円UQモバイルの方が安かったです。無料通話だとその差は結構でかいですよね。
mineoが3GBプランとは言え、UQモバイルはこれに端末料金も含まれてるわけですからかりに2GBしかなくてもUQモバイルの方がコスパは優れているように思います。
UQモバイル Mプランとmineo5GBプラン共にかけ放題、無料通話プランの比較
UQモバイルのMプランとmineo5GBプラン+かけ放題5分のプランを比較
5分かけ放題 比較 | データ容量 | 通話オプション | 月額 |
UQおしゃべりプランM | 6GB | かけ放題5分 | 2980円 |
mineo | 5GB | かけ放題5分 | 3040円 |
差額 | ±60円 |
続いてUQモバイルぴったりプランMとmineo5GBプラン+無料通話(30分、60分)オプションを利用した場合↓
無料通話比較 | データ容量 | 通話オプション | 月額 |
UQぴったりプランM | 6GB | 無料通話120分 | 2980円 |
mineo | 5GB | 無料通話30分 | 3030円 |
〃 | 〃 | 無料通話60分 | 3870円 |
差額 | ±890円 |
UQモバイルは6GB、mineoは5GBプランの比較となりますが、5分かけ放題プランではUQモバイルが60円安く、同じ無料通話60分のプランではUQモバイルが890円安い計算になりました。mineoは5GBプランですからUQよりも1GB少ないんですよね。
それでもUQモバイルの方が最大で890円安いという結果になりました。
UQモバイル Mプランとmineo5GBプラン共にかけ放題、無料通話プランの比較
UQモバイルLプランとmineo10GBプラン+5分かけ放題を比較
5分かけ放題 比較 | データ容量 | 通話オプション | 月額 |
UQおしゃべりプランL | 14GB | かけ放題5分 | 4980円 |
mineo | 10GB | かけ放題5分 | 3980円 |
差額 | ±1000円 |
続いてUQモバイルぴったりプランLとmineo無料通話(30分、60分)オプションを利用した場合↓
無料通話比較 | データ容量 | 通話オプション | 月額 |
UQぴったりプランL | 14GB | 無料通話180分 | 4980円 |
mineo | 10GB | 無料通話30分 | 3970円 |
〃 | 〃 | 無料通話60分 | 4810円 |
差額 | ±1010円 |
通信容量が結構違うので単純な比較は難しいですが、UQモバイルのLプランは無料通話180分なのでコスパを考えると...mineoよりはUQモバイルLプランの方がコスパは高いように思います。無料通話の容量が3〜6倍違いますので。
逆に「14GBも必要無いし、無料通話も180分も必要無いよ!」という方はUQモバイルのSかMプランを検討してみてはどうでしょうか?正直UQモバイルのコミコミプランをmineo各プランを比較するとコスパはハッキリとUQモバイルの方が高いと言えます。
UQモバイルとmineo、通信速度が速いのは?
格安SIMを利用する上で大事なのが「通信速度」です。私はUQモバイルの前はIIJmioを利用していましたが、極端な速度の低下(特に昼頃)に堪えられなくなり通信速度に定評があるUQモバイルにMNPしました。
ちょっと話がそれますが、現在の格安SIMのほとんどは平日のお昼や夜の通信が集中する時間に通信スピードの低下が起きます。今まで大手キャリアでネットを使って居た人には少しストレスに感じる部分もあるかもしれません。
そんな一定の時間に通信速度が遅くなるのが当たり前の格安SIMにあって、1日を通して通信スピードが最も安定しているのがUQモバイルだと言えます。確かにUQモバイルでもお昼頃は速度の低下が見られますが....普通にスマホを利用する分には何の問題も無いレベルですね。
もちろんmineoと比較してもUQモバイルモバイルの通信速度は速いと言えます。
UQモバイルは格安SIMアワード2015.2016通信速度部門最優秀賞を獲得している
UQモバイルは2015.2016年と2年連速で格安SIMアワードという、格安SIMユーザーが投票するコンテストで通信速度が最も速い格安SIMの会社に送られます。2年連続で通信速度部門の最優秀賞ですから、その速度の速さと安定感が伝わるかと思います。
何でUQモバイルの通信速度は速いのか?
UQモバイルはau回線ですが、格安SIMのほとんどはドコモ回線を利用しています。多くの格安SIMはドコモから回線を借りて運営している為、通信の集中する時間は借りているドコモの回線に多くのアクセスが集まり、通信速度が低下、言わば通信の渋滞が起きている状態です。
それに比べてUQモバイルは契約者の少ないau回線ですから比較的通信の混み具合が少ない(渋滞が起きにくい)と言えます。
この理屈だとmineoもau回線なのですが、たしかにドコモ回線の格安SIMよりもmineoのAプランは速度が安定している様に思いますが、速度の安定度はやはりUQのモバイルの方が安定していますね。
あとは元々auと同じKDDIグループですから、そう言った通信速度の面でも何かしらの優遇を受けているのではないかと個人的には思います。
関連 プラチナバンドとは?今のスマホをUQモバイルで使う際は周波数帯に注意しよう!
UQモバイルとmineoユーザー満足度が高いのはどっち?
先程格安SIMアワードと言いましたが、実は格安SIMアワードには「利用サポート部門」という部門があり、mineoは2016年格安SIMアワードの利用サポート部門の最優秀賞に選ばれています。
mineoの利用満足度が高いのは、安さや速度以外に独自のコミュニティーサービス「マイネ王」があります。
mineoユーザーが情報交換するコミュニティーサイト マイネ王
mineoユーザー同士でわからない事や、困った事、mineo以外に関する事も情報交換出来るコミュニティーサービスがあります。こういった独自のユーザーコミュニティーを持っているのは格安SIMではmineoだけでしょう。
格安SIMは大手キャリアの様にショップや窓口が少ない分、わからない事や問題が起きた場合、基本的には自ら問題解決をしなければならないのですが、このマイネ王の中で気軽に他のmineoユーザーに質問したり出来ます。
このマイネ王がかなり活発に情報のやり取りが行われており、この環境が多くのユーザーの満足度アップに貢献していると言えます。
参考 マイネ王
mineo独自サービスのフリータンクというシステム
これもmineo独自のサービスになります「フリータンク」というサービスがあります。パケット(通信量)が余った時は皆で使えるパケットのタンクにためて、パケットが少なくなった月末にはタンクからもらう...そう言った皆で使うパケットの貯蔵庫のようなものがmineoのフリータンクです。
このサービスは他の格安SIMではどこもやっていない、新しいmineo独自の取り組みですね。通常使える通信量がなくなった場合は通常はデータ量を買い増しするか、低速通信で月末まで凌ぐかですが...こ
のフリータンクは余った人のパケットを分けてもらえるので、通信量が毎回月末厳しい人にはありがたいかもしれません。
※mineoのユーザー満足度が高い理由には、自社独自のサービスやユーザー同士のコミュニティーの存在が大きいように感じます。もちろんUQにモバイルもフリーダイヤルやUQスポットなどの専門ショップもありますが、一般的なユーザーは「問題があったら気軽に質問出来る」環境が利用し易いのでしょうね。
ユーザー満足度という点ではUQモバイルよりもmineoの方が高いといえるかと思います。
iphoneで利用するならUQモバイルとmineoどっちがおすすめ?
iPhoneを利用するならUQモバイル、mineoどっちがいいのでしょうか?これは問答無用でUQでモバイルの方が良いと言えます。
UQでモバイルの場合はiPhoneでテザリングが使えるので外出先でもPCやタブレットをネット接続することが出来ます。mineoはテザリングが出来ないのが残念な所。
ただしDプラン(ドコモ回線)はテザリング出来ます。出来ないのはAプラン(au回線)の方ですね。
iPhoneのテザリングに関しては少し複雑なのでコチラの記事に細かくまとめていますので、こちらをご覧下さい。
関連 ⇒MNPする前に知っておきたい!UQモバイルでテザリングできるauのiphone一覧
UQモバイルはネット申し込みからのキャッシュバックが魅力!
期間限定なのでいつでもやっているわけじゃないですが、UQモバイルのネット代理店経由で申し込むと最大で25000円!最低でも10000円のキャッシュバックが現金でもらえます。何度も言いますがキャッシュバックはネット申し込み限定です。iphoneが選択できなかったり、機種が限られていたりしますがキャッシュバックは魅力的ですよね...。こちらのキャッシュバック詳細は以下記事にて詳しく書いています。
関連 【期間限定!最大25000円!Get】UQモバイルでキャッシュバックをWeb申し込みでもらう方法
UQモバイルとmineoの親会社はどこ?より大きい会社はどっち??
UQモバイルとmineoはよく比較対象になります。そこで2社の親会社について調べてみました。
出資している会社や親会社などの関連企業を調べてみましたので興味がる方は御覧ください↓
UQモバイル(コミュニケーションズ)の親会社と出資会社
ご存知の方も多いと思いますがUQモバイルを運営するUQコミュニケーションズの親会社(筆頭株主)はauでおなじみのKDDI株式会社です。元々UQはWiMAXに代表される無線通信技術に特化した会社です。
2009年に「UQWiMAX」を発表、その後2015年にUQモバイルを発表しています。KDDI直系であることからauのLTEで他社より通信速度が速かったり、iphoneでテザリングが使えたりと機能面で優遇されている点が多々あるように思いますね。
UQコミュニケーションズに出資している会社は?
参照:Wikipedia
親会社のKDDIが筆頭株主ですがIntel、京セラ、JR東日本などの大企業が揃って出資しています。JRは新幹線内や駅構内のWi-Fi接続やネット環境の整備に近年力を入れてるように思いますね、駅構内で利用できる公衆無線Wi-FiではWi2 300が有名ですが、これもKDDIグループの会社になります。
mineoの親会社と出資している会社
mineoを運営している会社はケイ・オプティコムという会社になります。格安SIMのmineoが有名ですが、他にも一般家庭向けの光回線事業を行っています。eo光という名前で関西を中心に展開、関西の方には馴染みがあるかもしれませんね。関西では光回線のシェアはNTT西日本が扱うフレッツよりもこちらのeo光の方が高いとも言われています。
ケイオプティコムに出資している会社
ケイオプティコムは関西電力100%出資の完全子会社です。他社からの出資はありません。
UQモバイル、mineo共に超が付くような大企業が親会社として支えています。格安SIMへ移行する不安の一つに「知らない会社と契約する」事があげられると思います。今までドコモやau、ソフトバンクなど誰でも知っている携帯会社と契約していたわけですから馴染みのない会社と契約するのは不安かと思います。
ですがUQモバイル、mineoともに誰もが知っている大企業の子会社というのは少し安心できる点かと...。特にUQモバイルはauと同じKDDIの子会社ですから、心理的なハードルは低いかと思いますよ。
mineoと比較してUQモバイルの方が優れていると思う点
- 通信速度が速く安定している
- かけ放題や無料通話のプランではUQのモバイルの方が安い(コスパも高い)
- UQモバイルはiPhoneでテザリングが使える
- UQモバイルはキャリアメールが利用出来る
- MNPや新規契約でスマホが安く購入出来る
料金比較でもわかる通りUQモバイルの方がかけ放題、無料通話共にmineoよりも安く使えます。かけ放題や無料通話使いながらも安く利用したいのであればUQモバイルでしょう。
その他、auや利用していたiPhoneをUQモバイルに持ち込む方も多いかと思います。そう言った方もテザリングが使えるのでほとんどauで利用していた環境と変わらずにスマホが利用出来ると思いますよ。
その他UQモバイルではキャリアメールが利用出来る
月額200円で@uqmobile.jpのアドレスが使えるようになります。gmailやhotmailのフリーメールとキャリアメールの違いはメールBOXの迷惑メールに振り分けられにくい事。
フィルタリングで知らないPCからのメールは迷惑メールに振り分ける設定をしている人が多いので、送りたい相手に届きにくい事が予想されます。あとはWebサービスによってはキャリアメールでしか登録出来ないサービスもありますね。
自分の「携帯専用」のメールアドレスが必要な方は、キャリアメールが使えるUQモバイルのメールオプションがオススメですね。
関連 iphoneユーザー限定!UQモバイルのキャリアメール登録方法~MMSで利用するまでの手順
UQモバイルモバイルは公衆無線Wi-Fiが利用出来る
KDDIの関連会社にワイアンドワイヤレスという会社がありますが、コチラの会社のWi2という日本最大規模の公衆無線Wi-Fiを無料で利用出来ます。
Wi2は駅や空港、カフェやショッピングモールなど日本全国様々な場所でWi-Fiに接続出来るため外出先での通信量削減が期待出来ます。また、Wi2は無料スポットWi-Fiと違ってセキュリティーもしっかりしいている為、外出先のネット接続でも比較的安全に利用出来るのが特徴ですね。
ドコモやauの場合は専用のWi-Fiが無料で使えましたが、格安SIMはそう言った専用のWi-Fi接続先が無いのでUQモバイルの強みとも言えます。mineoも無料で利用出来るスポットWi-Fiはありません。
関連 wi2 300 for UQmobileの使い方スマホでの設定方法
UQモバイルの低速モード(節約モード)は他社より早い300Kbps
UQモバイル専用アプリの「高速」「低速」の切り替え画像
多くの格安SIMでは高速通信と低速通信で速度を切り替える事ができます。UQモバイルの場合は専用アプリで「高速」から「節約」にスイッチを切り替えるのですが、節約がいわゆる低速モードです。
他社では基本低速モードは200KbpsなのですがUQモバイルは300Kbps、他社より100Kbpsだけ通信速度が速いのです。この節約モードで利用する分はネットの通信料に加算されませんので実質使い放題です。
動画はちょっとキツイですがSNSやLINEはまったく問題なく利用できます。ブラウザからヤフーTOPに入ってもそれなりにウェブブラウジングもできますね、ブラウザはちょっと遅いですがニューズやブログを見る分には問題ない位には使えます。
この節約モードもそこそも速いのはUQモバイルならではの強みと言えます。
私は外出先でサイト更新をすることもあるのですが、節約モードのUQモバイルでテザリングでPCにつないでもブログやサイトの更新は普通にできます。もちろん速度は遅いですが、ブログの更新などは本当に問題ないです。ただし容量の大きい画像なんかのアップロードはちょっと時間がかかりますね。
実際に300Kbpsで何ができるのかはこちらをご覧ください。
関連 UQモバイルの節約モード300Kbpsはドコまで使えるのか?色々と試してみた
UQモバイルと比較してmineoの方が優れていると思う点
- 通信量やかけ放題、無料通話など、プランやオプションが細かく選べる
- ユーザーのコミュニティーが盛んでわからない事を気軽に質問出来る
- 2年の縛り(契約)が無いこと※UQモバイルのかけ放題、無料通話プランは2年縛り
- 1年使えばいつ解約しても違約金が発生しない
逆に音声通話はほとんど使わないのであればmineoの方が安く使えると思います。かけ放題も無料通話も要らない場合、純粋な高速データ通信+音声通話であればUQモバイルよりも安く使えるのはmieoの方ですね。
先ほども書きましたが、UQモバイルの場合はシンプルな高速データ通信3GB+音声通話プランはmineoに比べて若干高いです。さらに選べるデータ容量のプランも少ないですから、繰り返しになりますが、かけ放題も無料通話も要らない人はmineoの方が金額的なメリットはあるかもしれません。
mineoの音声プランは1年使えば違約金は0円に
※上記画像はUQモバイルのおしゃべりプラン、ぴったりプランの契約イメージ
mineoは音声通話プランの場合、1年利用すればその後はいつ解約しても違約金は0円です。UQモバイルのおしゃべりプランぴったりプランに関しては2年契約の自動更新なので、2年利用した後の更新月以外に解約すると違約金9500円が発生します。
この格安SIMの2年縛りは何もUQモバイルに限った事ではなく、Ymobileや楽天モバイルなどのデータ+かけ放題+本体料金のコミコミプランは2年の縛りがありますね。UQモバイルも高速データ+音声や無制限+音声通話の場合は1年使えばそのあとはいつ解約しても違約金はかかりません。
あくまでもおしゃべりプランとぴったりプランでけいやくした人のみです。
まとめ
- UQモバイルの方が利用料金のコスパがmineoよりも高い
- 通信速度の速さと安定感はUQモバイルが良い
- UQモバイルは公衆無線Wi-Fiを無料で利用できる
- ぴったりプランおしゃべりプランのMNPでスマホが安く手に入れられる
- 低速通信モードでもそれなりに使える300Kbps
- 純粋な音声プラン+データならmineoの方が安い
記事の冒頭にも書きましたがau回線へのMNPであればUQモバイルをお勧めします。以下の理由が大きいです
この中でも一番は料金と速度じゃないでしょうか。特に音声通話を多少なりとも使う方は、かけ放題か無料通話は必須かと思います。
特に仕事でプライベートの携帯を使うシーンが多い方や、固定電話に電話を掛ける事が多い方、そんな方にはUQモバイルを強くお勧めします。外出先のWi-Fiスポット接続も駅やカフェを利用する機会が多い人にはぜひ使ってみてもらいたいですね。
逆に本当にシンプルにかけ放題も無料通話もいらないのであればmineoの方が安く使えるので、そちらで検討してみてはどうでしょうか?
実は今まで私も他社格安SIMのデータ+音声通話を利用していましたが、不意に電話えお掛けなければならない事や、問い合わせなどで意外と音声通話を利用する事が多く、通話料金が高くついてしまう事が多々ありました。
基本料金が安い分、大手キャリアの感覚で通話を使うと請求金額が多くてびっくりします。格安SIMにしても通話を使う人はプランもしっかり確認した方が良いですね、
せっかく月額料金が安くなっても通話で料金が高くなっては元も子もありませんから。そうした意味でもUQモバイルのおしゃべりプランやぴったりプランは、安くて全部込みのプランなので本当におススメできるプランだと自信を持って言えます。
以上長くなりましたがau回線の格安SIM選びの参考になれば幸いです。
同じくUQモバイルと比較対象になるワイモバイルに関しても比較記事を書いています。気になる方はこちらもどうぞ!