UQモバイルの最低利用期間と違約金についての注意点を書きます。基本的に携帯電話契約では契約期間外に解約すると違約金が発生しますが、UQモバイルもその例外ではありません。
UQモバイルに転入する前に違約金に関しては一通り覚えておいた方が良いでしょう格安SIMに関わらずスマホ契約でトラブルが多いのがこの「最低利用期間」と「違約金」です。
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最低利用期間とは?
ご存知の方はコチラは飛ばして下さい。一般的には最低利用期間とは契約してから最低2年以内に解約すると契約違反で解約金が発生するというもので、大手キャリア3社では最低利用期間は2年で統一されています。※違約金は1万前後
上の図でみると契約した年から2年後に契約更新月が来ます。
仮に2017/1月にスマホを契約したならば契約更新は2019/2月になります。
画像の緑の箇所が契約更新月なのですが、この期間に他社にMNPしたり契約解除しても違約金は発生しません。逆にこの月に何もしないと再び2年の契約が自動更新になりますので注意が必要です。
今大手3社を使ってる人は自分の契約更新月をしっかり把握しておいた方が良いかと思います
この契約更新月を見逃すと強制で自動更新されてしまいます。この自動更新のシステムがトラブル多発の要因なんですよね。
ユーザーは2年更新と聞くと「2年使ったらいつ解約してもお金は掛からない」と思い込んでいますし、最初の利用規約なんかはすっかり忘れてる人がほとんどだと思いますから...解約する際にビックリする人が多いです。
UQモバイルの最低利用期間は?
UQモバイルの場合は契約するプランによって最低利用期間が異なります。まずデータ専用のプランに関しては最低利用期間は設けられていないので、契約後好きな時に解約しても違約金は0円です。使い放題の無制限もデータ専用の場合は最低利用期間はありません。
私はデータ無制限のプランを使ってますが、こちらはいつ解約しても解約料金が掛からないんですよね↓
関連 UQモバイルの無制限プランを契約!500Kbpsで出来る事出来ない事まとめ
音声を利用するプランの場合に最低利用期間が設けられます。つまり電話番号ごとMNP(引っ越し)する人は必ず最低利用期間が設けられますので事前に確認しておきましょう。
ちなみにUQモバイルの違約金は9500円になります。※端末アシストプラン(分割)を利用した場合は端末の残金を一括精算
データ+音声通話プランの場合
3GBプラン+音声通話、データ無制限+音声通話プランの場合、1年利用すればその後はいつ解約しても違約金が発生しません。
恐らくこれが一番わかり易い契約内容かと思います。注意したいのは1年利用した後は確かに違約金は発生しませんが、スマホを契約と同時に分割購入している場合は解約すると一括請求がくるので注意は必要ですよ。
余談ですが...データ+音声プランに加入する際は端末を自身で用意するする方がオススメです、UQモバイルの端末アシストプランでの減額がほとんど無く端末を分割購入するメリットがありません。おしゃべりプランやぴったりプランに契約する場合は大きく減額される為非常にメリットが大きいですね
ぴったりプランおしゃべりプランの場合
ぴったりプラン、おしゃべりプランの場合は大手キャリアと同じように2年契約、更新月を挟んで2年契約となります。
利用開始月を1ヶ月目として25ヶ月間を契約します。契約更新月は26ヶ月目のみで、ここ以外で解約すると9500円の違約金+端末残金の支払いとなります。(分割で端末を買った場合)
ですからぴったりプラン、おしゃべりプランを選択する際はしっかり契約月を把握しておく必要がありますね。
多くの格安SIMの音声通話プランが1年契約なのに比べると縛りが強いですが、その分大手キャリア並のプランと大手キャリアの半分以下の料金でスマホを利用出来ますので契約期間の2年縛りはあるものの、メリットは大きいと思います。
UQモバイルの違約金と端末アシスト解約費用
UQモバイルの最低利用期間と違約金をまとめると...
- データ専用プランはどのタイミングで解約しても違約金0円
- データ+音声通話プランは1年契約、1年経過以降はどのタイミングで解約しても違約金0円
- ぴったりプラン、たっぷりプランは2年契約、自動契約で更に2年契約自動更新、更新月(26ヶ月目)それ以外は違約金が発生
- 違約金はいずれも9500円
この他にUQモバイルで注意すべきは端末アシスト解除料金ですね。
UQモバイルの端末アシスト解除料金とは?
端末アシスト解除料はUQモバイルに加入した際に端末アシストを利用してスマホを購入した人が対象になります。端末アシストとは簡単に言うとスマホの分割払いの事です。通常格安SIMの場合は加入と同時にスマホを購入する際は一括購入が当たり前でした。
そこで「分割払い」出来る仕組みをUQモバイルでは端末アシストという名で24回の分割払いで払えるようにしています。しかもぴったりプランやたっぷりプランは端末アシストを利用すると、合わせてマンスリー割が適用され一括で購入するよりかなり安く端末が購入出来ます。
関連 わかりにくいUQモバイルの端末購入アシストについて詳しく書いてみた
この「分割払い」を途中で解約すると「本来分割して支払うべき端末料金が一括請求されますよ」という事です。
参考までに公式サイトの端末アシストの違約金についての記述を見てみます。
端末購入アシスト700と書いてありますが、これは月額700円の端末分割料金プランということです。
1ヶ月目と書いてある所の下に16800円と書いてありますが、これは契約して1ヶ月目で解約した場合の端末アシスト解除費用です。加算料とはその月の支払い金額で、1ヶ月目は分割料金の支払いが無い事を示しています。
24ヶ月支払いが終わると端末の支払いも終わるので25ヶ月目からは解除料金がなくなります。ですから大手キャリアと同じように24ヶ月以内に解約した場合は違約金+端末分割残金が一括で請求が来ますのでご注意を。(端末アシスト利用時のみです)
UQモバイルでは端末アシストプランを利用する事によってiPhoneSEやP10Liteなどの人気機種が実質100円で購入できますのでぴったりプランやたっぷりプラン+端末アシストでの加入がオススメです。
※UQモバイルに加入する際、自分で用意した端末を使う場合でもおしゃべりプランやぴったりプラン+端末アシストは使った方が良いかと。100円でiPhone5sや人気のAndroid端末が手に入るので自身のサブ機として使ったり、家族やお子さんにあげたり出来ますからせっかくなので100円で購入しておくのがオススメですよ。